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クリニック・イン・ザ・モーニング® 2005-2022

 クリニック・イン・ザ・モーニングは、2005年8月1日に札幌市中央区に開院して以来、今日まで年中無休診療を継続しています。内科および小児科の一次医療機関として、プライマリケアに努めています。



  平日は早朝7時から診療しています。土日祝も平常通り診療を行っていますので、平日同様に診療・ワクチン接種・健康診断・各種証明書発行に対応しています。



 世のなかを「より便利に、より安心に」することが、わたしたちの存在意義、使命と考えています。本日も皆様のご利用をお待ち申し上げます。

 当院のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。札幌市は位置する北半球の緯度において珍しいほど人口が多い大都市であり、それゆえに高度で立派な病院も数多くあります。日本の都市の中でも、かなり医療的に恵まれた環境といえます。


 しかし、「夜間急病センターが終わった朝7時からの時間帯」そして「土曜の午後や、日曜祝日」に平常通り診療を行っている医療機関はほとんどなく(開院当時)、その医療空白を少しでも補う役割を果たしたい、という願いで2005年 クリニック・イン・ザ・モーニングを開院いたしました。

 開院する以上、医療の一貫性と連続性を保ちたいと考え、当初より早朝診療に加えて年中無休診療としました。開院当初、医師は私一人、そしてスタッフも数人しかおりませんでしたので、外来診療はお昼までとしました。これが当院のネーミングの理由です。ほとんど宣伝をすることもなく、ある意味で実験的な試みとして密かに始めた開院初日の患者様は、2名でした。一日の受診人数が10名を超えるまで、3ヶ月以上かかった記憶があります。現在でもなお、当院は試みの段階を超えていないと思っていますので、実際の宣伝広告はほとんど行っていません。それにもかかわらず、おかげさまで日々多くの皆様が集まってくださり、心より感謝しています。





 私自身がよく聞かれる質問が3つあります。当院の経緯を含め、また私自身の紹介もかねて、あらためてこの場で回答します。




・「年中無休で身体は大丈夫ですか?」ーーー


 当初から年中無休で臨むことを心配してくださる声がありましたが、私自身はあまり気合で勝負する人間ではなく、実は心配していませんでした。「口に出した以上、10年間は年中無休を守らないと」と思い、それをまず目標としました。幸い、両親から授かった身体が頑健だったこともあり、開院以降15年以上を超えた現在まで、私は病気で休んだことがありません。ときおり風邪気味かなと思ったり、まれに二日酔い気味のことはありますが、大事に至ることはなく、おかげさまで今日も元気です。「先生が休んでくれないと、私たちも気軽に夏休みを取れません」とスタッフに言われ、開院翌年から年に一日だけ合計3回ほど夏休みをとりましたが、4年目以降は思うところがあり、文字通り年中無休の外来を独り続けてきました。

 2018年9月の胆振沖地震にともなう大規模停電で初めて休診するまで、その後の11年間は完全に年中無休の仕事を全うしましたので、一応、私個人の当初の目標には叶ったと思っています。数年ほど前から時おりご協力をいただける医師スタッフ複数に恵まれ、現在は、より安心できる体制のもと、引き続き年中無休診療を続けています。





・「午後の時間帯はどうしているのですか?」ーーー


 外来が閑散としていた開院当初から訪問診療や専門学校講義の依頼などがあり、午後は可能な範囲で院外の仕事を行っていました。その後、訪問診療の依頼がどんどん増えてゆき、最終的には札幌市内全域で80名近くの在宅患者様を担当する状態になりました。市内の道路にはかなり詳しくなりました。しかしその後、訪問診療はそれに特化した医療機関(24時間365日対応)が行うのが望ましいという時代の流れが起こり、またそのような新設医療機関が市内に増えてきたこともあり、2014年春をもって訪問診療は終了としました。


 その代わり、空いた午後の時間帯も外来診療を行うことを決め、初めて医師を採用して「年中無休、朝7時から18時まで(お昼休みなし)」という態勢に移行した時期があります。患者様にはとても歓迎されたのですが、同時に大きな問題が出てきました。現在も冬場や週末祝日は非常に混み合うのですが、その当時、「受付をお昼12時で閉めたけれども、診療終了が夜の20〜23時」という状況が生じるようになりました。私自身は体力的に平気(朝7時から12時間以上トイレも行かず外来)なのですが、予定終了時刻を大幅に超えて帰宅するスタッフは翌朝7時からシフトが入っている場合もあり、結果として所定の診療時間で完了する受付体制に移行しました。それでもなお、朝7時に受付を開始し、1時間ほどで100名以上の受付のため本日の受付終了、ということもありました。多くの皆様にご利用いただけることは幸せなことであり、本当に感謝の気持ちしかないのですが、医療の安全性と医療を提供する当院の継続性を第一に考え、現在の診療体制(標榜最終時刻が診療終了時刻)としています。


 もう一つの業務として、当院は午後の時間帯でインフルエンザ(2021年よりコロナも)ワクチン企業出張接種を行っています。ただ、これはそもそも当院企画ではなく、開院当初から幾つかお受けした依頼がきっかけで毎年行ってきたものです。年々その依頼が増え続け、現在は冬季間毎日、企業様の関連で東京、名古屋を含めて出張接種を行っています。サービス業の皆様はもとより、基幹産業の企業様への出張が多くなり、その責任の重大性から外来診療と並ぶ当院診療の柱として貢献すべく頑張っています。

 午後の時間帯の業務に社会的責任が増してきとこと、そして2018年、機縁により当院名称「クリニック・イン・ザ・モーニング」の商標登録が叶ったことを踏まえ、2019年1月以降の外来診療は、本来の名称通りの運営(年中無休、朝7時からお昼まで)としています。





・「先生のストレス解消法はなんですか?」ーーー


 以前、テレビの取材でもストレス解消法について医学的な視点を含めた質問を受けたことがあります。ストレスの原因で一番多いのが人間関係、次に仕事、そして経済的なこと、だったと記憶しています。


 私自身は、あまり日々のストレスがないタイプの人間なのかな、と思っています。もちろん生活している以上、毎日些細なことを含めていろいろなことは生じますが、結果としてストレスは残っていないので、特別な解消法を考えたことはありません。「機嫌よく過ごすこと」、「心配しないこと」、「全力を使わないこと」、「周囲と比べないこと」、「白黒をつけすぎないこと」を感じながら今日も過ごしています。そして、そのような気持ちで自分自身が過ごせるのは、家族をはじめ「自分以外の人たちのおかげ」という気持ちを忘れないように、と見ているもう一人の自分を感じます。




(文章 岡田純一 2020年9月)

院長ごあいさつ